開発ヒストリー

#くもらないゴーグルマスク
1983年開発開始
2019年特許取得
2022年2件目の特許取得
開発者:笠井武が38歳の頃の研究時の写真




〈開発の道のり〉
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1983年(昭和58年) 開発開始
下地塗料が有害な化学塗料となり、塗装と研磨の影響で体調を崩したことから開発を始める。
・対策として目には水中メガネ、肺を守るために防毒の吸収菅を取り付けて作業の邪魔にならないよう背中に移動させる。
⇒4~5日で完成させすぐに使用を始める。
・作業に支障がないものにする為、試作品をつくりながら改良を重ね試行錯誤を繰り返す。
試作品を使用し3か月後健康を取り戻す。
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1983年(昭和58年) 特許申請
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1985年(昭和60年) 特許申請却下
【それから34年】
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2019年(令和元年) 会社代表を退くのを機に再度研究を開始
・社員たちの為にもっと使いやすい、ゴーグルマスクをつくる決心をする。
・私財を投じて試作品を作り続ける。
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2018年(令和元年) 2度目の特許申請
⇒世界で初めて気圧変動を利用した小型のゴーグルマスク
・令和2年9月17日に特許取得
・特許取得後も仏壇製造関係者や園芸農業従事者に試作品をモニターとして使っていただき更に改良を重ねる。
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2021年(令和3年) 困っている方たちに向けての製品化を考え始める
・関係者にモニターとしてお使いいただき各部材等の研究開発を進める中で長岡高専に製品分析を依頼。
・特許取得に際してお世話になった方々からのアドバイスをいただき製品化に向けて本格的に考え始める。
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2022年(令和4年) 新潟市新事業サポート補助金申請
・白根商工会からの提案を受け新潟市の新事業サポート補助金に申請。
令和4年6月に採択後、製品化と販売に向けての具体的内容について各機関より助言を受がら製品化に取り組む。 -
2022年(令和4年)12月 2件目の特許取得

特許第6765042号

特許第6765042号

開発者:笠井 武
経済産業大臣指定
伝統的工芸品 新潟 白根仏壇
漆塗・金箔部門 伝統工芸士


